当院の予防接種について

当院の予防接種について

予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、希望者が各自で受ける「任意接種」があります(下段参照)。接種費用は、定期接種は公費ですが(一部で自己負担あり)、任意接種は自己負担となります。

当院で予防接種を希望される方は、完全予約制のため、希望日の1週間前までにお電話(059-269-6187)で予約をお願いします。

小児の場合、生後2か月から予防接種を受けることができ、ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎・四種混合ワクチン・ロタウイルスワクチンを同時接種することが可能です。同時接種については、不安を抱く親御さんもおみえでしょうが、副反応が増悪することや効果が落ちることはありません。小児の予防接種の種類は多く、接種時期や方法など非常に複雑ですので、まずはお電話(059-269-6187)でご相談ください。

また、当院ではRSウイルス感染症の重症化を予防するためのシナジスも接種可能です。シナジスは通常の予防接種とは異なり、RSウイルスに効果がある抗体成分を精製したもので、筋肉注射します。シナジスの保険適応となる対象児は、以下となります。

〈シナジスの保険適応となる対象児〉

  • 早産児
    在胎期間28週以下で、12か月齢以下
    在胎期間29週~35週で、6か月齢以下
  • 過去6か月以内に気管支肺異形成症(BPD)の治療を受けたことがある、24か月齢以下の児
  • 24か月齢以下の血行動態に異常のある先天性心疾患の児
  • 24か月齢以下の免疫不全を伴う児
  • 24か月齢以下のダウン症候群の児

注射の開始時期や投与回数は、お子さんの状況や流行時期により異なってきますので、遠慮なくご相談ください。

大人の方につきましても、小児と同様にワクチンで予防できる、あるいは重症化を抑えられる以下のような疾患がありますので、予防接種を希望される方は、お電話(059-269-6187)でご予約ください。ご不明な際は、お気軽にご相談ください。

子宮頸がん・ヒトパピローマウイルス感染症、髄膜炎菌性髄膜炎、麻しん、風しん、水痘(みずぼうそう)、帯状疱疹、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、B型肝炎、インフルエンザ、百日せき、日本脳炎、破傷風、高齢者の肺炎球菌感染症

主な小児の予防接種

【定期接種】

B型肝炎、ロタウイルス、ヒブ(インフルエンザ菌)、小児用肺炎球菌、四種混合(DPT-IPV)、三種混合・ポリオ、BCG、MR(麻しん風しん混合)、水痘(みずぼうそう)、日本脳炎、子宮頸がん・ヒトパピローマウイルス

【任意接種】

髄膜炎菌、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、インフルエンザ